砺波市を流れる庄川の伏流水を使い、何度もこねて、
弾力性と粘り気をだし、太より、中より、細よりと何回も
よりをかけながら、細く長く延ばしていくので、麺の繊維
がワイヤ状になり、コシが強く歯ざわりの良さが特徴です。
富山県砺波市の大門地区(旧砺波郡大門村)に伝わる、
丸まげ状の形と長さが全国的にも珍しい手延べ素麺で、
160年以上前からつくられています。
丸くまげ状にするため半生(はんなま)の時に形を整え、
約10日前後かけて、鉢伏山から吹き下ろす寒風にさらし
て仕上げるのが、この麺の伝統的な製法です。